古染付群馬図皿

300,000

産地
中国 景徳鎮窯
時代
明時代末期
状態
無傷(虫食いのみ)
寸法
径約21.3cm 高さ4.5〜5cm
次第
桐箱

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中国明時代末期に景徳鎮窯で焼成された特別な作品です。本作は「古染付」と呼ばれる作品で、日本のお茶人が中国景徳鎮窯に特別注文して制作してもらい、遥々船で招来しました。日本人の注文で、日本に輸出するために製作された作品ですのでこの古染付作品は日本にしかありません。本場中国で探してもないのであります。

非序に厚手で美しい最高の乳白色の肌は最高峰の焼き上がりで、非対称で余白を大胆に遊ばせた非常に日本的な構図には馬の群れが描かれています。この絵付けもまた白眉でして、そんじょそこらの絵付けよりもかなりレベルが高いものであります。勿論伝世で傷も直しもないという100点満点の状態です。口縁に「虫食い」と呼ばれる釉薬の剥落が見られますが、これは古染付作品のほぼ全てに見られる特徴であり、傷ではありません。

1300度にも及ぶ高温で焼成した際に分厚い胎土は堅く焼き締まり収縮します。しかしこれまた分厚くリッチにかけられた釉薬はさほど収縮しません。その収縮率の差異で表面の釉薬が剥落する現象が起こります。その現象を昔のお茶人達が「まるで虫が食ったみたいで面白い」ということで「虫食い」と評されるようになったのです。

古染付作品自体は沢山現存しておりまして、ピンからキリまでいくらでもあります。しかし、本作はピン。最もレベルが高い作品水準で、自慢できる作品です。品格があり、重厚感と風情があります。しっかり分厚く、どっしり重く、絵付けが卓越していて、焼成が抜群です。こんなに良い古染付作品は滅多にありません。是非この機会に自慢の逸品をお求めください。

※高画質詳細動画はYouTube「古美術散歩」にてご覧頂けます。是非ご確認ください。